HSPとは ~HSPの種類と刺激~ HSPの特徴から見る

HSP

こんにちは。

前回お話したHSEHSS型HSP。

HSPには、他にもいくつか種類があります。

HSPを大きく4つに分けると・・・

①HSP(内向型)

一般的なHSP。内向的刺激に対してネガティブ。

②HSS型HSP(刺激追求型)

前回のブログで取り上げた、刺激追求型のHSP。

好奇心旺盛で、新たな経験や体験となる刺激を求め、挑戦することが大好き。

刺激に対してポジティブ。

③HSE(外向型・社交的)

こちらも前回のブログで取り上げた、外向的で社交的なタイプ。人との交流を求めるHSP。

刺激に対してネガティブ。

④HSS型HSE(刺激追求型+社交的)

刺激を追求し、社交的でみんなの輪の中で過ごすことが好き。刺激に対してポジティブ。

一見、HSPなの?と思われがち。

 

以上大きく分けて4つのタイプがあるのですが、

どのタイプにも共通していることは、

「HSPの4つの特徴(DOES)を、どれも持ち合わせている。」と、

いうことです。

‘‘HSP‘‘と刺激

なぜHSPは非HSPが気づかないことに気づくのだろう

HSPは非HSPの比べ、刺激に対して敏感で繊細といわれています。

  • 気づきたくない刺激にも無意識のうちに気づいてしまう
  • 周りの人が気づかない些細な刺激にも気づいてしまう

それは生まれつきの脳のシステムによるものなのです。

性格上のものでもなく、自分ではどうこうできるものでもありません。

私はHSPを知るまで、自分のこの‘‘気づきすぎる‘‘部分でとっても悩んでいました。

  • 考えすぎだよ
  • こまかいね
  • そんなに気になる?
  • 別に少しくらいいいんじゃない

という言葉をかけられ、

落ち込んだことは何度もあります。

HSPなわたしからすると、

‘どうして気づかないの?‘‘  ‘‘見て見ぬふりをしているの?‘‘と、

気がつかない相手に嫌悪感、苛立ちを覚えたことも何度もありました。

ですが、HSPゆえの生まれつきの脳のシステムと知り、

自分でどうこうできることでないんだ…と思えるようになりました。

キャパを超える刺激を受け止めてしまう

非HSPより、多くのこまかなことに気づき、刺激を受け止めてしまうHSP。

受け止めてしまうHSPからしたら、疲れるし、なんで自分だけ?と疲弊してしまうのですが、

刺激を受け止めてしまうこと自体が悪いことなのではありません。

非HSPの人が気づかないような些細な刺激に対し、

見て見ぬふりができず、自分のキャパを超えてしまい、ひどく疲弊してしまうのです。

キャパの広さはその時その時の自分の状態によって違います。

ストレスフルな状態のときには、キャパが狭いでしょうし、

自分の気持ちに余裕のある時は、キャパにも余裕があると言えるでしょう。

HSPを理解し、刺激の受け止め方を工夫する

刺激を受け止めてしまうなら、受け止め方や環境を変える

HSPの人が非HSPの人が気づかないことに気づいてしまうことは、ごく自然なことです。

決して悪いことではありません。むしろ素敵なことです!!

ですが、その気づいてしまうことばかりでは、ひどく疲弊してしまいます。

その受け止め方や、対処法を適切に行うことが、心の平穏のためにも大切です。

その受け止め方、対処法について、

例えば、

‘‘人の機嫌の悪さを敏感に感じてしまい、どうにかしなければいけないと思ってしまう‘‘場面。

前述にもあるように、

まずは、非HSPとHSPは脳のシステムの違いにより受け止め方、

感じ方が違うということを理解することです。

非HSPの人は、不機嫌な空気をかもし出している人にそう気づくことはありませんが、

HSPの人はその雰囲気をすぐにキャッチしてしまいます。

‘‘なんだか機嫌が悪くて怖い…どうしよう?みんな気が付いてよ!‘‘と思ったところで、

非HSPの人には、気づくことができないのです。

つまりは、気づくことのできない人に気づいて!というのは無理難題であり、

HSPの人が、その場から距離をとったり、気づいてしまっても、うまく受け流すしかないのです。

刺激をシャットアウトする工夫 

離れる・物理的に距離をとる

HSPの特徴を知り理解し、

自ら刺激をシャットアウトする工夫も大切です。

まずは可能であれば、

自分が受け取りたくない刺激から離れること。

例えば

街を歩いていて、数メートル先に広範囲に渡り、イベントを開催している場所が見え、本来ならその道を通る予定だったとします。しかし、私は、そのような人混み、ワイワイ、ガヤガヤした場所が苦手。人の視線が気になったり、会話や色んな音を聞き取ってしまったり、人にぶつからないか、道をふさいでしまっていないかなど、気になって落ち着きません。

なので、そのような場所があると分かれば、

その場所を避け、行かないようにします。

子どもが参加したいというイベントなどは、

正直すごく苦痛なのですが、子どもの喜ぶ顔を見るのは嬉しいし、

子どもと楽しく遊ぶのは楽しい!ということもあり、

時間を決めて参加することはあります。

  • 自分が苦手とする刺激の多い場所には行かない
  • 距離をとる
  • 物理的に離れる

を、意識しています。

子育中もHSPと知る前は、避ける事のできる刺激も受け止め、

毎日疲労困憊していました。

今では事前に避ける事のできる刺激は受け止めなくてすむようにし、

ストレスを少しでも減らして子育てをできるよう意識しています。

帽子を使う

先述のように、刺激の多い場所を回避することがどうしてもできない場合は、

刺激を遮ることができるモノを使って、刺激から身を守る工夫をしています。

帽子を使うことで、太陽の光・蛍光灯の明るさなどの刺激をシャットアウトできます。

また、人の目が気になる私は、街中など人の多い場所を歩く時に、

つばの長い帽子や、深めの帽子をかぶって歩くことで

周りからの刺激をシャットアウトし、安心できることがあります。

誰も私のことなんて見ていないのは、重々承知なのですが、

人混みを歩くだけで、たくさんの刺激を受けてしまうHSP。

帽子はとても重宝しています。

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サングラスを使う

帽子と同じように、サングラスも刺激を遮る方法として、

とても便利です。

運転中、私はとても目が疲れ、それが頭痛に繋がったり、

体調不良に繋がることがありました。

なので運転はあまりしたくないのですが、

今の生活に毎日の運転は必要不可欠。

これも自分がHSPと知り分かったことなのですが、

私は非HSPさんよりも、

太陽の光や蛍光灯の光による刺激が苦手なことに気づきました。

その刺激を出来る限り遮るためにサングラスがとても有効です。

 

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イヤホン

HSPは非HSPに比べ、聴覚が過敏な人が多いと言われています。

私も聞きたくもない人のコソコソ話や、小さな雑音、

人が無意識に発している音などをしっかりキャッチしてしまいます。

子どもの些細なケンカのこまかな会話などは、本当にストレス。

自分が苦手だと思う音ほど、拾ってしまうように思います。

私は家事をする時、片耳イヤホンで家事をします。

それは家事に集中したいからです。

音楽やラジオを聞いたり、時には無音ですが、

周りの音をシャットアウトするために使っています。

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自分の当たり前の感覚が、周りの当たり前の感覚ではない

自分の感じる感覚、刺激の受け止め方が‘‘当たり前‘‘と思っている人が大多数でしょう。

それもそのはず。

みんな普段の生活の中で自分の感覚しか味わうことはありません。

自分以外の人の感覚を想像することはあっても、

同じ感覚、刺激の受け取り方、感じ方が全く同じという人はいないと思います。

となれば、HSPの人は、非HSPの人と感覚、受け止め方が違うということを理解し、

非HSPの人は気がつくことができないんだ、悪気があってのことではないんだ、と

お互いを思いやる気持ちを持てるといいなと思います。

こまかなことに気づいてしまうHSPからすると、

こまかなことに気づかない非HSPの人の感覚が理解し難いことのように、

非HSPの人からしてもそれは同じことといえると思います。

HSPに限らず、感覚、受け取り方は、人それぞれ。

自分の感覚が当たり前と思わず、思いやりをもって、

人それぞれ、いろんな感覚を持ち合わせている人がいるんだよね!と、

私は思うようにしています。

これもHSPを知ってから得た大切な考え方です。

みんなが思いやりをもって生活できたら、平和な世の中であるだろうなぁ…

と常々思っています。

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