前回、HSPのセルフチェックについて書きましたが、今回はHSPの特徴について書きたいと思います。
HSPの4つの特徴 『DOES』
前回紹介したHSPのセルフチェックのほかに、今から紹介する‘‘HSP‘‘の特徴4つ全てあてはまると、
『HSPである』といえると言われています。
逆を言えば、この特徴に1つでもあてはまらないものがあると、『HSPではない』といえると言われています。
その特徴が、それぞれの頭文字をとって『DOES』といいます。
D…Depth of Processing 深く処理する
O…Overstimulated 過剰に刺激を受けやすい
E…Emotionally Reactive and High Empathy 感情の反応が強い・共感力が高い
S…Sensitivity to Subtleties 些細な刺激を察知する
以上の4つがHSPの特徴になります。
『DOES』を簡単に解説!
Ⅾ・・・深く処理する
様々なことを、他の人が通常考えない深さまで考えてしまい、
細かなことや複雑なことに目を向け、本質的なことまで考える傾向にある。
O・・・過剰に刺激を受けやすい
気が付きやすく、深く処理してしまうため、人一倍疲れてしまう。
周りの音・光・暑さ・寒さ・痛みなどに敏感。楽しいことも刺激を受けやすく、興奮して眠れなかったりするため、刺激を流すために一人で静かに過ごす時間が必要。
E・・・感情の反応が強い・共感力が強い
共感力が強く、他者の意思や気持ちを察しやすい。
暴力的なシーンや、事故・事件などのニュースが苦手な傾向にある。
S・・・些細な刺激を察知する
気づく対象は個人差もあり、さまざまだが、かすかな匂いや空気の動き、小さな音、一緒にいる人の声のトーンや視線、細かな周りの反応などに気づく。
以上『DOES』を簡単に解説してみました。
この特徴を見て、自分にあてはまるなと思ったり、改めて自分のことを振り返ったりしてみると、自分のことを知るきっかけにもなるかなと思います。
私はこの特徴を知り、自分なりの対処法を見い出せるようになりました。
自分が苦手と思うような音や刺激の多い場面には近づかないようにしよう。などと、自分がどんな刺激が苦手で、ならばどのような対処法があるか、可能かを自分なりに少しずつ考えていけるようになりました。
この時はこんなふうに対処できるといいな!
こんな場面では刺激から距離を取るようにしてみよう!などと、少しずつですが対応できるようになり、少しずつですが、安心できる場面が増えていきまいした。
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