カフェインというと、皆さん何を思い浮かべますか?
『カフェイン=コーヒー』と想像される方も多いのではないでしょうか。
コーヒーは多くの人に嗜好品として定着しています。
その理由として、
- お手頃価格で手に入る
- 覚醒効果のあるカフェインが含まれており、仕事・家事の合間の気分転換に飲める
- 香りが良くリラックス効果が高い
など、生活に簡単に手に取り入れやすいことがあります。
カフェインに中毒性があることも嗜好品になりやすい理由と言われています。
中毒性と聞くと、あまり良くない影響に聞こえますが、カフェインにはどんな影響・効果があるのでしょうか。
コーヒーでいうと、カフェインの影響を考え、カフェインレスコーヒーを上手に取り入れるという方法もあります。
- カフェインの効果 メリット・デメリット
- カフェインレスの効果 メリット・デメリット
- カフェインレスとの上手な付き合い方
- おすすめのカフェインレスコーヒー・カフェインレスカフェオレ
カフェインの効果 メリットとデメリット
カフェインのメリット
カフェインの効果で良く知られている効果に、覚醒効果があります。
その他
- 疲労緩和効果(筋肉・神経を刺激し疲労を和らげる)
- 集中力アップ(交換神経を刺激して、アドレナリンの分泌を促す)
- 運動能力向上効果(運動前の過度のカフェイン摂取により効果があると検証されている)
- むくみ予防(利尿作用により水分を排出するため)
- 頭痛軽減効果(血管収縮効果により頭痛を和らげる)
- 脂肪燃焼効果(有酸素運動前に摂取すると効果があると検証されている)
などがあると言われています。
カフェインが最大の効果を発揮するのは、個人差はありますが、摂取後30~90分後と言われています。そのため、カフェインの効果を得たい30~90分前に摂取するのが効果的といえます。
カフェインのデメリット
カフェインの1日の適正摂取量は?
カフェインの1日の適正摂取量は以下の通りと言われています。
カフェインの1日の適正摂取量 | |
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健康な成人 | 400mg以下 |
妊娠中・授乳中の人・妊娠を考えている人 | 300mg以下 |
10~12歳児 | 85mg以下 |
7~9歳児 | 62.5mg以下 |
4~6歳児 | 45mg以下 |
カフェインは飲料以外にも食品や薬などにも含まれているので、一日の総摂取量を考えて、飲む量を調整すると良いでしょう。
カフェインの副作用
カフェインのデメリットは、過剰摂取による心身への悪影響です。カフェイン摂取による副作用として、
- 吐き気・嘔吐
- 胃痛
- 脱水症状
- 心拍数の増加
- 神経過敏
- 情緒不安
などがあります。
カフェイン摂取後、体調を崩すことが多い場合、カフェインが体に合わないことが考えられます。
カフェインが体内にとどまる時間は長く、6時間かけて約半分の量になると言われています。
睡眠前にカフェインを摂取すると、
- 寝つきが悪くなる
- 眠りが浅くなる
- 睡眠不足となる
- ストレス・不安が増幅する
などのデメリットが起こり得ます。
睡眠の質を落とさないためにも、カフェインの摂取は夕方以降は控えることが望ましいでしょう。
カフェイン摂取後に、水分・カリウム・マグネシウムを摂取すると、これらの副作用が緩和すると言われています。
水・バナナや濃い葉物野菜を摂取すると効果的です。
カフェインの効果的な摂取のタイミング
カフェインは、個人差はありますが、
- 運動する30分から1時間前
- 集中力を高めたい15分から30分前
- スッキリ目覚めたい30分から1時間前
が効果的な摂取のタイミングです。
以下3点を意識し、上手にカフェインを生活に取り入れていけるといいですね。
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他に、カフェインと上手に付き合うために、カフェインレスを取り入れる方法があります。
カフェインレスとは?
‘‘カフェインレス‘‘とは、「カフェイン含有量が少ない」という意味を持つ言葉です。
コーヒーであれば、通常のコーヒーからカフェインを除去したものをさします。
カフェインレスはカフェインを90%以上除去したものに表記できると定められています。
‘‘デカフェ‘‘はもともとカフェインが含まれていたものから、カフェインを取り除いたもの。
‘‘ノンカフェイン‘‘は、カフェインを一切含まないものです。
ノンカフェイン飲料でよく知られているものでは、
- ルイボスティー
- タンポポ茶
- ハーブティー
などがあります。
タンポポ茶やタンポポコーヒーには、母乳分泌効果やむくみ改善効果があり、妊娠中・授乳中の方へ最適なノンカフェイン飲料で、おすすめです。
味は少し独特で、ほうじ茶や麦茶を濃くしたような味で、子どもには少し抵抗があるかなと思います。
我が家も、タンポポ茶は子どもには不評で、子どもと一緒に飲める麦茶やルイボスティーを愛飲しています。
ルイボスティーは後味スッキリで、少し気分を変えたい時に飲むとリラックス効果を得ることができます。
カフェインレスの効果
先述したようにカフェインレスとは、カフェインを90%以上カットしたものですが、どのような効果があるのでしょうか。
カフェインレスのメリット
カフェインレスは、カフェインによる心身への悪影響を減らすことができるなど、たくさんのメリットがあります。
- 睡眠の質が向上する
- 睡眠の質が上がり、肌のターンオーバーが促進され、美肌効果が期待される
- 脂肪を減らす効果が期待されている
- むくみ防止効果がある
- 消化促進効果がある
- カフェインによる胃痛・頭痛・イライラ・不安を感じることを避けられる
- 香りによるリラックス効果を得ることができる
- ポリフェノールに含まれるクロロゲン酸により、シワ・たるみを防ぐことができる
カフェインレスのデメリット
カフェインレスは、カフェインを取り除く等の手間を要するため、どうしても価格が高くなります。
効果の面でも、カフェインで得られる覚醒効果が得ることができません。
最近ではたくさんのカフェインレス商品が販売されるようになってきましたが、コーヒーに比べると種類は少なく、カフェインレスコーヒーはやはり味が落ちてしまいます。
カフェインレスとの上手な付き合い方
コーヒーやお茶を飲んでリラックスしたり、ホッと一息つきたいけど、カフェインによるデメリットや副作用が気になる時、カフェインレスをうまく取り入れると、リラックスした時間を過ごすことができます。
カフェイン・カフェインレスどちらも、メリット・デメリットがあるため、それぞれの生活シーンや体調に合わせてカフェインレスを上手に取り入れ、ストレス過多や体調不良を起こすことなく、やすらぎの時間を過ごせることがベストです。
妊娠中・授乳中、カフェインレスコーヒーであれば、カフェインを気にすることなく、リラックス効果を得ることができます。
最近ではカフェや喫茶店でもカフェインレスコーヒーを扱う店は多く、外出先でもカフェインレスコーヒーで安らぎの時間を過ごすことができる場面が増えてきています。
おすすめお手頃カフェインレスコーヒー
普通のコーヒーに比べると、価格が高かったり、種類が少ないというデメリットはあるのですが、とはいえ、近年は多くの種類のカフェインレスコーヒーが販売されており、お手頃価格で手に入るものも増えてきています。
おすすめ① ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス
お手頃価格で手に取りやすい。ゴールドブレンドならではの香りとマイルドな味わいはそのままで、自然の水だけを使用する独自の製法でカフェインを97%カット!
おすすめ② UCC上島珈琲 おいしいカフェインレスコーヒー
UCCこだわりのじっくり焙煎を行い、コーヒー豆のコクと甘みを引き出している。カフェインレスコーヒーに満足できないという人にも大満足のレビューが多く、妊娠中・授乳中の方にも愛用されている。
おすすめカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー
おすすめ③ AGF ブレンディ レギュラーコーヒー ドリップパック やすらぎのカフェインレス
コロンビア豆スプレモを100%使用した、カフェイン97%カットのコーヒー。甘い香りがひきたつコク深い味わいが特徴。味が薄目との評価もあるが、好みの方には美味しく頂ける。
ドトールブランドのカフェインレスコーヒー。ドリップする時の香りが良く、苦みが程よい。
おすすめカフェインレスコーヒー カフェオレ
最近ではカフェインレスコーヒーでも、甘いコーヒーでリラックスしたいという方におすすめなカフェインレスのカフェオレも数多く目にするようになりました。
おすすめ④ AGFブレンディ やすらぎのカフェインレスコーヒー
カフェイン93%カットのコーヒー使用し、ミルクと溶け合うコクで、やすらぎのカフェインレスカフェオレ。
おすすめ⑤ ブレンディカフェラトリー濃厚クリーミーカフェラテ デカフェ
カフェインを93%カットしたコーヒーにクリーミーな濃厚ミルクを合わせた、こだわりのカフェラテ。ふわふわなミルクで、カフェインレスとは思えない仕上がりのカフェインレスカフェラテ。
お手頃価格で楽しめるカフェインレスコーヒーを紹介しましたが、この中でもどれがいいんだろう…と迷われる方は、まずはおすすめ② UCC上島珈琲 おいしいカフェインレスコーヒーをお試しされるのがおすすめです。
そのままブラックでもミルク・砂糖入りでも楽しめますし、コーヒー愛飲者にも好評なカフェインレスコーヒーです。
この機会にカフェインレスをうまく取り入れ、健康面も気にしながら、カフェインとうまく付き合っていけるきっかけになればと思います。
美味しいカフェインレスコーヒーで、理想的なリラックスタイムが実現しますように…。
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